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まち協研修会「株式会社モリタ三田工場見学」            総務広報部会

  1115()に「地域の防災・減災」をテーマに、兵庫県三田市のテクノパークにある株式会社モリタ三田工場を見学しました。平日でもありまち協関係者14名の参加でした。

株式会社モリタは1907年(明治40年)創業で100年余り消防車両を製造され、グループ会社モリタホールディングスの基幹会社となっています。消火器でよく目にするモリタ宮田工業()もグループ会社です。

当日の説明で、消防車両はすべてオーダーメイドであり年間600700台製造しており55%のシェア率とのことです。消防車はその目的、用途や機能によりはしご車、ポンプ車、作業車、化学車、空港用化学車、MVF等に分類され、また消防署管内のビル群の高さや、道路幅等消防署の実情に合わせて製造することで11台仕様が異なりオーダーメイドとなるようです。車両の色も法律上赤色(朱色)と決まっているが濃淡・明暗はオーダー範囲です。

見学コースでは、十数台の製造現場、屋外では完成車両のテスト、検査風景が見られました。

オーダーメイドのため、製造現場はベルトコンベヤーや産業ロボットは見当たらず、数人のグループ制による製造でした。1台の製造に2ヶ月程度かかるようです。検査場では50m級のはしご車テスト、傾斜路での平衡テスト、サイレン音テスト等を行っていました。

完成検査のみでなく、稼働車両の保守点検やオーバーホール点検も行われています。

見学を終え、自動車メーカーの製造ラインとは全く異なり職人技によりオーダーメイドで製造されていること、「人と地球の命を守る」ために最新のテクノロジーで取り組まれていることを知ることが出来ました。

その後、三田市桑原にある曹洞宗「欣勝寺(きんしょうじ)」に寄り、住職より当寺の歴史や、近郊の様子等30分程度お話をうかがいました。

 

 

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