社会福祉協議会・健康福祉部会合同視察研修 健康福祉部会
8月31日(金)に愛知県長久手市「太陽の杜(通称:ゴジカラ村)」と名古屋市「ピースあいち(戦争と平和の資料館)」を19名のメンバーが訪れました。ゴジカラ村の暮らしの座標軸は「雑木林」で、未完成でもいい、雑木林のように混ざって暮らすという理念があります。その中には、特別養護老人ホームや、ケアハウス・ディサービスセンター・幼稚園などが点在し、多世代の人々が共存するコミュニティが私たちの目の前に広がりました。この日は、あいにく夏休み最後の日ということもあって子ども達の姿はまばらでしたが、高齢者の方々の屈託のない笑顔や鳥の声、風が運ぶ木々の匂いには随分と和まされました。
まちづくり協議会の事業の中にも“福祉のまちづくり”の一環として、ふれあいサロンや子ども食堂等、居場所づくりをテーマに掲げた活動があります。改めて地域福祉の在り方を考える良い研修になりました。ピースあいちでは、主に原爆投下に話が及びましたが、戦争が残した教訓を次世代に繋げて行くということを、私たちの世代が決して忘れては駄目だと再認識しました。