10/17 人権推進部会研修
~雨森 芳洲庵(東アジア交流ハウス)、浅井歴史民俗資料館を訪ねて~
江戸時代の近江の偉人である雨森芳洲について学びました。
語り部である平井氏から懇切丁寧な説明を受けて今まで持ち合わせていなかった視野が広がりました。
鎖国の時代、長崎の出島が海外との唯一の貿易港だと思っていましたが、当時、すでに対馬と朝鮮の釜山との交流があり、釜山には数百人の日本人が常駐していたのです。また朝鮮通信使の目的など多くの事を勉強しました。
朝鮮語を覚えて実質的に中心者として活躍していたことを知り、この偉人に尊敬の念を抱きました。また通信使の「通信」とは、もともと「信頼を通わせる」という意味だということを知り得たのも、国際交流には真実を持って交わる「誠信交隣」の姿勢が大切であると雨森芳洲が唱えたことと合わせ見ても人権の観点から大きな成果の一つだと思います。
浅井歴史民族資料館では、ジノラマでみる陣取りの中で浅倉氏の出城を自分の陣地よりも高い場所に位置づけた、友人思いである浅井長政のひととなりにふれ、改めて戦国時代に思いを馳せました。
人権尊重のまちづくり懇談会のための
推進員&自治会長 事前説明合同研修会
人権尊重のまちづくり推進協議会
7月21日(土)に『人と人とのつながり ~学び 気づき 行動へ』をコンセプトに、毎年この時期から各町で開催されるまちづくり懇談会にむけて、自治会長と推進員による合同研修会を事前説明を兼ねて開催しました。 お互いが違いを認め合い個人としての尊厳が重んじられ、それぞれの個性や能力を発揮しながら安心して暮らして行けるまちづくりをめざすためには、最も身近な地域(自治会など)から発信される人権学習会(まちづくり懇談会)が必要だと考えます。この日の研修テーマは「LGBT」でしたが、70名以上の参加者が真剣に耳を傾けていました。